イギリス旅行記【入国編】
※2019年6月当時の記事を再編集しました。
搭乗
5ハプニングくらいありつつも何とか搭乗できた私。こんなはずじゃなかったので水もおやつも買えませんでした。常にチマチマ何かを食べていないと落ち着かないので、おやつが早く出てくれることを祈るばかりです。
3つ並んだ座席の、真ん中を飛ばした廊下側にはツアーで来たというおばちゃん(幸い真ん中には誰も座りませんでした)。イギリスに留学するの?向こうに誰かいるの?と頑なに一人旅を認めてくれないおばちゃん。そんなに頼りなく見えるのでしょうか。
12時間のフライト中に、アマルナさんから3ヶ月の間ずっと激推しされ続けていたアニメ『さらざんまい』を観ることにしました。
アマゾンプライムで無料だったので、あらかじめ前夜からiPadにDLしておいたのですが何故か9話までしかDLされていません。悲しい。
おやつも運ばれて来て、ハッピーアニメタイム!
悪夢でした。
始まって早々慌てて画面を隠す私。ガタンガタン!後ろの席から見えてなかったかな?!
さらざんまい1話がスタートしたあの日、TLを流れていった意味不明な阿鼻叫喚が今ならわかる、薄汚れたアハ体験みたいなものを致しました。
しかしながら、毎話セーラームーンのように同じ戦闘エフェクトを眺めるうち、話数を追うごとに若干の違いを見つける喜びを覚えていく私。
さらざんまい1話からは想像もつかない奥深い展開に頭を抱えつつ、くぎゅ(国宝)に癒されつつ、きっと好きになったら自分の首を絞めるだろうなと必死に心を無にしながら観ていた久慈兄弟にやはり心臓を散り散りにされました。
さて、どっちがメインがわからなくなってきましたが、機内食です。
これはフィッシュオアビーフ?のビーフのほう。めちゃくちゃ美味しかったです。
これはチキンオアパスタ?のチキンのほう。
チキンカレーです。あとバナナマフィンとポテサラ。めちゃくちゃ美味しかったです。
たまに睡眠を挟みつつ、ついにイギリス上空へ
(ちなみにせっかくの窓側の席でしたが高度が高すぎてほぼ空しか見えませんでした)
わあ〜〜どことなく北海道に似てる!
飛行場が混雑しているとのことで、20分ほど旋回して無事ヒースロー空港に着陸。
入国
空港に入ると、海外特有の、日本にはない甘い匂いがします。香水かな?
空港を出るまでに、入国審査と預けた荷物の引き取り(コンベアにスーツケースが流れてくるやつ)があるはずなのですが、表示の通り歩いていくと何故か地下鉄のホームに着きました。
よくわからないまま1駅乗り、よくわからないまま日本語を喋る人に着いていくと、入国審査のエリアに到着。
様子を見ていると、どうやらパスポートを翳して機械が顔を識別してくれるというめっちゃ便利なシステムをこれから使うらしい!ということで、ワクワクしながら機械を使ってみるも、一向にドアが開きません。
見かねた係員にサルベージされた私は従来通りの入国審査(対人ver.)に通されるのでした(おそらく私のパスポートは最新のマイクロチップ入りではなかったようです)
ところで入国カード?を書く気満々だったんですけど、イギリスは5月に廃止されたそうです。ただし未成年の一人旅ちゃんは必要(例のおばちゃんが教えてくれました)。
***
海外のお金事情
六番調べによると、イギリスを始め海外では日本よりも遥かにクレジットカード中心の社会で、あまり現金を使わないそう。なぜ日本ではクレカがそこまで主流ではないのか?というと、日本は災害で電気が使えなくなることが多く、現金を頼る人がまだまだ多いから……だそうです。勉強になりました。
というわけで、今回は日本で1円も換金せずにクレカ1枚で渡英しました。万が一、そのクレジットカードが現地で使えなかったらジ・エンドなので、かなりの勇者です。能天気とも言います。黒ひげ危機一髪のようにATMにカードを差し込み、幸いにもキャッシングすることに成功。一安心。
預けたスーツケースが出てくるまでの間、日本から持ってきたエポスカード の海外旅行用サービス、ポケットwi-fiを繋げることにも成功した私はかなり調子に乗り、北海道の家族にLINE通話をして時間を潰しました。
ここでようやく12時間ツイ禁の発作が落ち着く。
ロストバゲージ《荷物紛失》なんて恐ろしい現象もあると聞き及んでいたので、ドキドキしながら待っていたのですがこちらも無事再会できてハッピー。
オイスターカード
早速、ロンドンの交通網を牛耳るオイスターカードを手に入れることに成功。到着ロビーに券売機があり、やはりクレジットカードで購入します。
ジャーン\(^o^)/
これがあればスムーズにどこへでも行けます。
地下鉄もバスもこれ1枚。スイカのようにタッチアンドゴーです。無敵すぎる!
私はちょうど7日間滞在するので、7日間指定の区間乗り放題のシーズンチケットを購入しました。
イギリスは中心街から数えて1から9ほどまでエリアが分かれており、どのエリアに跨って乗車したかによって値段が決まります。エリア内はどこまで行っても同じ値段。上限額も指定されています。めっちゃ便利。大体はエリア1と2だけで事足りるそうなので、その区間を購入しました。
日本を発つ前、何名かのフォロワーさんがイギリスでのHOWTOをご親切にお教え下さったのですが(とても助かりました!ありがとうございました)、今回の旅で最も心強い、もはや守護神とも呼べる方が登場。
エレンテリー(@dame_ellen)さん。
どこまでご紹介してよいか悩みますが、英国在住でお詳しく、上記のオイスターカードのシーズンチケットについてもご丁寧に教えて下さいました。
また、オイスターカードにはアプリがあり、カードを登録すれば乗車記録が残るため我々旅行者は見返すと思い出として残り楽しいのと、アプリ上でチャージが出来るのでとにかく便利、とのこと。
エレンテリーさんからこれらを教わり、前記事での余裕ぶちかましタリーズ待機時間にいそいそアプリを入れたのです。決して無駄な時間ではなかった。決して。
この後もエレンテリーさんはかなり詳細に情報を下さり、幾度となく救われることになるのでした。
追って書きます。