六番のハッピーオタクライフ

1日100時間欲しい、人生足りない系のハッピーオタクです。好奇心のかたまり。

イギリス旅行記【1日目】②散策編

荷物をホテルにぶん投げたところで、時刻は現地時間16時。まずまず予定通り。7日間しか滞在できないので、早速ロンドンの街を冒険しに行きます。とりあえずご近所を散策。

もはや城


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でかくね?
ホテルの並びに、美術館と博物館があることは知っていたんですが、突然城のようなものが現れてビビりました。予想していた大きさの50倍はでかいぞ。えっ…これ…ナントカ城とかじゃ…ないの……? なんとなく北海道は札幌市、大通公園の端っこのような雰囲気はありつつも、迫力が雲泥の差です。写真じゃ殆ど伝わらない、この存在感。

わたしが早速ビビり散らしたこちらの建物は

自然史博物館(Natural History Museum)

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残念ながら館内まで足を運びはしませんでしたが、たくさんの人で賑わっておりました。

更に足を進めると、またしても城…ではなく美術館……いや、これは……

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城じゃーん!

目の前に聳え立つのは

ヴィクトリア&アルバート美術館(Victoria and Albert Museum)

大迫力です。こんなのが普通の街中にある。すごいとしか言いようがない。イギリス国民はこんな芸術的な建物を毎日見て人生を謳歌するのか。羨ましい……。

階段に座って余暇を楽しむ皆さんを横目に、目の前のショップに一目散に駆け込む私。美術館のショップってお洒落でいいよねー!

これはほんの一部ですが、お洒落でかわいいグッズでひしめきあっております。特に日本コーナーが充実している。


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クラシック・プー(左)。めっちゃかわいい。未だに買わなかったことを後悔しています。そして、ロンドンではどうやら日本食が人気。街の中でもいたるところで日本食レストランや日本食ファストフード店を見かけます。このSUSHIぬいぐるみ(右)も、結構いろんなお店に売っていました。頭からはみ出るイクラと表情が何とも言えずキュート。

ホテルから近いしいつでも来れるので、とりあえず冷やかしだけにして、美術館の中庭へ。

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見てこれ!こんな素敵な空間に、無料で入れて寛げるんですよ。なんてこった。右手にはお酒や軽食、スコーンなどを売っているお店もあり、これが至れり尽くせりってやつ。

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紫陽花もこんな場所で咲けてさぞ嬉しかろう…

皆さんひなたぼっこを楽しんでおられます。とっても平和。この後、美術館内のカフェをチェックしたり、館内をちょっと回ってから最寄りのサウスケンジントン駅へ。

 South Kensington Station
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駅周辺にはお店がひしめき合い、とても賑やかです。赤い看板のBen's Cookiesは色んなガイドマップにも載るクッキー屋さん。地元の方々にも人気のようです。


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  • サウスケンジントン駅構内のコンビニのドリンクコーナー(左)。日本と違う雑然とした並びに趣を感じます。
  • WASABIという日本食ファストフード店のNewおにぎり(右)。こっちではこの姿で愛されているようです(ゆかり?ご飯の上に、枝豆とバターナッツスクワッシュつまりかぼちゃの仲間、が乗っているもの)

スターバックス

そして、駅前にスタバを発見。恒例のスタバチェックをします。


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グッズはそこまで多くないけど、フードがたくさんある!すご〜い!詰められるだけ詰めるぞ、という強い意志を感じるレイアウトですね。国によってラインナップも違います。

喉が乾いていたのでキャラメルマキアートを飲もうと決意。そういえば、海外にはショートサイズが無いって噂は本当かな?と思い店員さんに聞いてみると、ショートサイズはホットしか無い、とのこと。やっぱり。夏なのでアイスのトールサイズを注文。(ちなみにこの店員さん、おそらく日本人だけど、普通に英語で会話をし続ける我々。おもろい)

日本では、綺麗で読書や勉強にうってつけのスタバー! って感じですが、イギリスのスタバは結構汚くて落ち着けるような雰囲気ではありませんでした(この店だけかもしれないし、たまたまピーク直後でお掃除が間に合わなかったのかもしれないけど……)。

 

余談ですが、スタバで働いていた頃、社員さんがイギリスに行った際、あまりの汚さに店員を叱った、なんてエピソードを聞いたことがあります。当時は「どんだけ汚かったんだよw」と思ったのですが、言いたい気持ちも分かる気がしました。私が見たものと同じであれば……。日本のスタバのために言い添えますと、クレンリネスや異物混入は徹底してるので安心してください。笑

ちなみに、名前(本名)を聞かれカップに書かれたもの↓

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ニアって誰やねん。しかも、どこを守っているのかわからない謎のドームリッド。

スタバを出た時刻は16時50分。まだまだ今日は終わりません。ということで次回は、悲しみのビッグベン。

イギリス旅行記【1日目】①ホテル到着編

オイスターカードなる便利アイテムを手に入れ、早くも現地民気分なお調子者私。とりあえずホテルに向かいます。

地下鉄について

ヒースロー空港の地下鉄・ターミナル5駅にちょうど電車が来ていたので飛び乗る。乗り心地は、東京の電車よりかなり揺れるしアクセルとブレーキが激しいので全然良くありません。が、大きい荷物用のスペースが各車両に確保されており、旅行者には有難い作り。ヒースロー空港ターミナル5駅から、ホテル最寄りであるグロスターロード駅まで、乗り換え無しでおよそ1時間の乗車です。

これは後日談ですが、ロンドンの電車内では電話をしている人や飲食している人をしばしば見かけました。まあ隣の人とお喋りしてもいいのに電話しちゃいけないっていうのも違和感のあるルールかもしれない。しかしながら、車内で騒ぐ人や、脚を広げて座る人、スヤスヤ寝る人は全く見ませんでした。これも日本とイギリスの文化の違いでしょうか。

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地下鉄からの風景

車内では、おそらく関西出身の日本人のおばちゃんと背の高いアメリカ人のお兄ちゃんが賑やかにお喋りしています。おばちゃんが電車を降りるとき、当たり前のように段差のあるホームまでスーツケースを上げてあげるお兄ちゃん。かっこいい。

ちなみに、ロンドンの地下鉄は、日本のように発車時に特徴のある音楽や大きい音は鳴りません(おそらく)。申し訳程度のブザー?が聞こえたような聞こえなかったような……といった感じ。

ホテル到着

ホテルの最寄駅・Gloucester Road駅に到着。

ここの駅、地下鉄なのですが、ホームから地上に出る途中までエレベーターもエスカレーターもありません。この重たいスーツケースを持って階段を登らなければいけないので、階下のホームで階段上りの呼吸を整えていたら、後ろから来た若いお兄さんが「持つよ」と風のようにトランクを運んでくれました。早くも英国紳士の洗礼を受ける私。ドキドキで壊れそう。

駅からホテルまでの道のりは、渡英する前にグーグルマップで確かめておいたので特に問題なく到着!

すると思いきや、

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横断歩道がない……。このチマチマした点々の部分が横断歩道?らしきもの?です。はえぇ…?日本の、主張の強いしましま横断歩道が無いだけでこんなに心細くなるんですね。ここ、ほんとに渡っていいの?

たまにLOOK LEFTとかLOOK RIGHTとか書いてあって、車が来なければ渡っていい、みたいな感じらしい。しばらくは周りの人の様子を見ながらアワアワ渡っていました。

ビートルズで有名なあの横断歩道は一体…?)

 

駅から徒歩3分ほどで、7日間お世話になるホテルに到着。

Radisson Blu Edwardian Vanderbilt Hotel
(ラディソン ブルー エドワーディアン ヴァンダービルト)

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かっこいい〜!
もうなんか国旗飾られてるだけでかっこいいですね。4つ星とはいえ、アットホームで入りやすい雰囲気です。

トランクを引きずって階段を上りかけると、中からスタッフの男性が慌てて出てきてトランクを受け取ってくれます。なんて優しいんだ。そのままレセプションでパスポート見せたり支払いをしたり、色んな案内を受けたのですが、徐に「お水飲む?」と、レセプションの端に設置されたお洒落な給水機から、オレンジの風味のお水を注いでくださいました。

あまりのお洒落さに挙動不審になりながら水を飲む私。これ、飲んでいい水なのかな?飲んでいいよといいつつ、飲んだら「うわアイツ飲んだよ…」みたいな目で見られないかな?

とイギリス人の本音と建前に悩むうちに、いつのまにかカードキーを渡され、5枚ほどの防火扉を開け、自室に辿り着いたのでした(お水は美味でした)。


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部屋はコンパクトですが天井が高く、かなり居心地がいいです。眺めも最高\(^o^)/

下調べによると、表側と裏側の部屋があり、私は表側の大通りに面した部屋でした。表側は車の音がかなりしますが景色が良く、裏側は静かですが景色はそこそこ、と一長一短あるようです。

また、ホテルを予約した際、「部屋にバスタブ無し」と書かれており、ダメ元で「もし空いてたらバスタブのある部屋にしてほしいな〜」とメールで頼んだら、もちろん「ダメです」と返事を貰ったんですが……

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バスタブあるじゃん!あるじゃん!!

ホスピタリティの塊!

色々見て回った部屋の感想(滞在6日目に書いています)としては、

  • スリッパは無い
  • ドライヤーがめちゃくちゃ使いやすい
  • ハンガーはあるけどクローゼットから取り外し不可(タオルや衣類を乾かすときに困った)
  • 冷蔵庫は小さいけどしっかり冷える
  • お高めの紅茶が備えてある(NEWBYというブランド)
  • 金庫あり
  • 高速でお湯が沸くポットあり
  • よく効く(効きすぎる)エアコンあり
  • 部屋の外の音がわりと聞こえる(神経質な人には辛いかも)
  • 振動も結構ある笑(開き直って楽しみました)

 個人的には永遠に住みたい感じかな。うんうん。ただ、机と椅子のサイズ合ってんのか?ってくらい机が高いです。使えなくはない。大きいトランクもギリギリ広げられます。

そして、無事に大荷物から解放された私がロンドンを豪遊する話を書くスペースがまた無くなりました。

次回です。

イギリス旅行記【入国編】

※2019年6月当時の記事を再編集しました。

搭乗

5ハプニングくらいありつつも何とか搭乗できた私。こんなはずじゃなかったので水もおやつも買えませんでした。常にチマチマ何かを食べていないと落ち着かないので、おやつが早く出てくれることを祈るばかりです。

3つ並んだ座席の、真ん中を飛ばした廊下側にはツアーで来たというおばちゃん(幸い真ん中には誰も座りませんでした)。イギリスに留学するの?向こうに誰かいるの?と頑なに一人旅を認めてくれないおばちゃん。そんなに頼りなく見えるのでしょうか。

12時間のフライト中に、アマルナさんから3ヶ月の間ずっと激推しされ続けていたアニメ『さらざんまい』を観ることにしました。

アマゾンプライムで無料だったので、あらかじめ前夜からiPadにDLしておいたのですが何故か9話までしかDLされていません。悲しい。

おやつも運ばれて来て、ハッピーアニメタイム!

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イギリス旅行記【出発編】

※2019年6月当時の記事を再編集しました。

ついについに、半年前から準備してきたイギリス旅行がやって参りました。

先に書いてしまうと、この記事は『出発編』ということで、まだイギリスの地を踏んでいない部分までを記録したのですが、全旅程の中で最も酷いです。

まだ日本にいるのに何やってんだよ、と端末を放り投げたくなると思いますが、どうぞお付き合いください。

 

出発日が近づくにつれ、ビビりかつ心配性、そして軽度の飛行機恐怖症の私の心はナーバスになり続け、ついに遺言じみたものを書くという奇行にまで走りました。

内容は「もし私が死んだらアマルナに身辺整理(※オタクグッズや同人誌)を全て任せる」「墓にゴールデンカムイ最終巻まできちんと供えてくれ」というやつです。ツイッターのパスワードも書きました。

変なところ律儀に死のうとする…。

 

そんなこんなで出発前夜、あることに気づく。

 

羽田空港までのバス、隣の駅から出るけど…

始発の電車間に合わなくない?
盲点でした。

時刻は22時30分、慌ててタクシー会社に片っ端から電話をかけ、「明日の4時に迎えに来てほしい」と頼むも、約10社全滅。

もう歩いていくしかないね……(徒歩40分)

というわけで、3時起きで歩くことに。

12時間飛行機乗る前から疲れてどうする。

 

幸いトランクはすっからかんなので、朝日を見ながら歩きました。疲れました。

トランクは大きいので、何も入ってなくても疲れました。ぐったりしながら無事バスに乗り込み羽田空港へ。

 

6時着。
(飛行機出発は8時50分)

若干、次のバスでもよかったんじゃないかな〜?と思いながらも、早く来たお陰でチェックイン時に好きな席が選べたのでよしとします。

脳内が子供なので、景色の見れる窓側を選択。

※通常、海外旅行など長時間フライトをする際は、トイレに立つ手間を考え廊下側の席にするのが良いとされます。

 

ここで問題が発生。

 
グランドスタッフさん「予約時のお名前、姓名が逆ですね(苦笑)」
 

怪しいと思ってたんだよなーーー!!

弁解すると、航空券を予約する際にパスポートが見つからず、「とりあえずこれでいっか!」と適当に入力してしまったのです。我ながら信じられません。

スタッフさん曰く、イギリスで指摘されるかもしれないけど、「間違えちゃった!」と言えば大丈夫だと思う、とのこと。お手数をお掛けして誠に申し訳ございません。

 

ちなみにハプニングその3が発生。

機内持ち込み手荷物用に持ってきた薄いバッグが破れそう……。
怖いので両手で抱えることに。

ウサギでも抱えて乗るのか?という様相です。

 

更に、ハプニングその4は既に始まっていました。

スタッフさんから、「搭乗開始は8時15分です。35分に終了するので、それまでに必ず搭乗ゲートへお越し下さい」とBOARD AT 8:15 CLOSE 8:35と書かれたチケットを貰う。

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…つまり、8時15分から飛行機に乗り込むので、手荷物検査や出国の手続きをして、ゲートにいてくださいね。35分に搭乗ゲート閉まるよ、ってことです。

よく「◯◯便ご利用の××様、急ぎ係員までお知らせ下さい」とか放送が流れたり、「××様〜!」って叫びながら歩いてるスタッフさんは、乗り遅れの危機に瀕しているお客様を救おうと動いているのですね。

まあ、約3時間前に着いている六番はそんなことは決して無いんですけど………。
 

緊張と興奮で頭がおかしくなっている私「フーン、8時50分に飛行機出るのに8時15分からじゃないと手荷物検査できないのかあ。国際線って結構大変だな」

お手本のような初歩的ミスにより、ここから2時間半、保安検査場の手前のタリーズコーヒーにて時間を潰すことになります。

ここでの正解は早く向こう側に行くことです。

何のための早朝トランク競歩だ。

しかも、呑気に母親に電話をかけ、「8時15分まで入れないんだって〜めっちゃ暇なんだけどw」と愚痴っています。もうダメ。母親は不審がりつつも、最後の海外旅行が25年以上前なので何も言わず。

空港に着いた時から緊張で5回もトイレに行っている私には気づく余裕など無かったのでした。

おしまい。

 

になるはずもなくハプニングその5。

トイレにiPhoneを忘れる。
 

スマホだけは忘れたことがないのによりによってこのタイミングで忘れるという。

いかに注意散漫になっていたかよくわかります。

慌てて取りに戻ったら外国の方が拾ってくださっていました。先が思いやられる/(^o^)\

 

そして、8時10分くらいに混雑した保安検査場に並び始める私。5分前行動して偉いですね。

身体検査のため、お姉さんにチケットとパスポートを渡す。現在8時20分。

すると、チケットを更にほかの係員に渡すお姉さん。

「ちょっと横で待ってて下さい」と身包み剥がされた状態(?)でただただ立たされる。

「あの人手荷物に麻薬でも詰まってるの?」ざわざわ……という声が聞こえてくるようです。

 

約3分後。

「35分に搭乗口が閉まります。あなたの乗るゲートはここから遠いので急いでください」

と言われる。現在8時25分。

 

全てを理解した六番、めそめそとウサギを抱えた状態でゲートまで大疾走。早くも満身創痍。

 
という一連の出国ハプニングは、あまりに切なすぎてツイートさえ出来ませんでした。

ツイッターでは何事もない出国を装いました。実はマジでギリギリだったんです。

おしまい。

お引越し

イギリス旅行記を書いていたブログサービスが、なんとサ終してしまうそうなので、はてなブログにお引越ししようと思います。goatちゃん、めちゃくちゃオシャレだったのに……。

継続的に更新できる場所になるかはわかりませんが、ツイッターに収まりきらない、旅行とか同人活動の自分用メモができたらいいかな。

現在、次のイベントの原稿中なので時間を見つけてチマチマ移動します。

間に合わなかったらドンマイ!頑張れ六番!