イギリス旅行記【1日目】①ホテル到着編
オイスターカードなる便利アイテムを手に入れ、早くも現地民気分なお調子者私。とりあえずホテルに向かいます。
地下鉄について
ヒースロー空港の地下鉄・ターミナル5駅にちょうど電車が来ていたので飛び乗る。乗り心地は、東京の電車よりかなり揺れるしアクセルとブレーキが激しいので全然良くありません。が、大きい荷物用のスペースが各車両に確保されており、旅行者には有難い作り。ヒースロー空港ターミナル5駅から、ホテル最寄りであるグロスターロード駅まで、乗り換え無しでおよそ1時間の乗車です。
これは後日談ですが、ロンドンの電車内では電話をしている人や飲食している人をしばしば見かけました。まあ隣の人とお喋りしてもいいのに電話しちゃいけないっていうのも違和感のあるルールかもしれない。しかしながら、車内で騒ぐ人や、脚を広げて座る人、スヤスヤ寝る人は全く見ませんでした。これも日本とイギリスの文化の違いでしょうか。
地下鉄からの風景
車内では、おそらく関西出身の日本人のおばちゃんと背の高いアメリカ人のお兄ちゃんが賑やかにお喋りしています。おばちゃんが電車を降りるとき、当たり前のように段差のあるホームまでスーツケースを上げてあげるお兄ちゃん。かっこいい。
ちなみに、ロンドンの地下鉄は、日本のように発車時に特徴のある音楽や大きい音は鳴りません(おそらく)。申し訳程度のブザー?が聞こえたような聞こえなかったような……といった感じ。
ホテル到着
ホテルの最寄駅・Gloucester Road駅に到着。
ここの駅、地下鉄なのですが、ホームから地上に出る途中までエレベーターもエスカレーターもありません。この重たいスーツケースを持って階段を登らなければいけないので、階下のホームで階段上りの呼吸を整えていたら、後ろから来た若いお兄さんが「持つよ」と風のようにトランクを運んでくれました。早くも英国紳士の洗礼を受ける私。ドキドキで壊れそう。
駅からホテルまでの道のりは、渡英する前にグーグルマップで確かめておいたので特に問題なく到着!
すると思いきや、
横断歩道がない……。このチマチマした点々の部分が横断歩道?らしきもの?です。はえぇ…?日本の、主張の強いしましま横断歩道が無いだけでこんなに心細くなるんですね。ここ、ほんとに渡っていいの?
たまにLOOK LEFTとかLOOK RIGHTとか書いてあって、車が来なければ渡っていい、みたいな感じらしい。しばらくは周りの人の様子を見ながらアワアワ渡っていました。
(ビートルズで有名なあの横断歩道は一体…?)
駅から徒歩3分ほどで、7日間お世話になるホテルに到着。
Radisson Blu Edwardian Vanderbilt Hotel
(ラディソン ブルー エドワーディアン ヴァンダービルト)
かっこいい〜!
もうなんか国旗飾られてるだけでかっこいいですね。4つ星とはいえ、アットホームで入りやすい雰囲気です。
トランクを引きずって階段を上りかけると、中からスタッフの男性が慌てて出てきてトランクを受け取ってくれます。なんて優しいんだ。そのままレセプションでパスポート見せたり支払いをしたり、色んな案内を受けたのですが、徐に「お水飲む?」と、レセプションの端に設置されたお洒落な給水機から、オレンジの風味のお水を注いでくださいました。
あまりのお洒落さに挙動不審になりながら水を飲む私。これ、飲んでいい水なのかな?飲んでいいよといいつつ、飲んだら「うわアイツ飲んだよ…」みたいな目で見られないかな?
とイギリス人の本音と建前に悩むうちに、いつのまにかカードキーを渡され、5枚ほどの防火扉を開け、自室に辿り着いたのでした(お水は美味でした)。
部屋はコンパクトですが天井が高く、かなり居心地がいいです。眺めも最高\(^o^)/
下調べによると、表側と裏側の部屋があり、私は表側の大通りに面した部屋でした。表側は車の音がかなりしますが景色が良く、裏側は静かですが景色はそこそこ、と一長一短あるようです。
また、ホテルを予約した際、「部屋にバスタブ無し」と書かれており、ダメ元で「もし空いてたらバスタブのある部屋にしてほしいな〜」とメールで頼んだら、もちろん「ダメです」と返事を貰ったんですが……
バスタブあるじゃん!あるじゃん!!
ホスピタリティの塊!
色々見て回った部屋の感想(滞在6日目に書いています)としては、
- スリッパは無い
- ドライヤーがめちゃくちゃ使いやすい
- ハンガーはあるけどクローゼットから取り外し不可(タオルや衣類を乾かすときに困った)
- 冷蔵庫は小さいけどしっかり冷える
- お高めの紅茶が備えてある(NEWBYというブランド)
- 金庫あり
- 高速でお湯が沸くポットあり
- よく効く(効きすぎる)エアコンあり
- 部屋の外の音がわりと聞こえる(神経質な人には辛いかも)
- 振動も結構ある笑(開き直って楽しみました)
個人的には永遠に住みたい感じかな。うんうん。ただ、机と椅子のサイズ合ってんのか?ってくらい机が高いです。使えなくはない。大きいトランクもギリギリ広げられます。
そして、無事に大荷物から解放された私がロンドンを豪遊する話を書くスペースがまた無くなりました。
次回です。